AB社コラムの第2回は、AB社が目指すところ、代表である小柳(私)が抱いている野望(?)や目標についてお話します。

AB社は、「自分で決めてやる」集団

まず、正社員を雇用しないAB社はどんな組織を目指しているのか?についてお話しします。

大前提として、「自分で決めてやる」集団でありたいです。今までの経験やスキルを活かして、ベストだと思ったことをやる集団。

しかし、ひとりで決めて突き進んでいると、問題がある方向に行く場合もあります。そんな時は、周りで仕事をしている人間が止めます。自分で決めてやるけど、危険ならそれを周りがしっかり忠告できる。そして、その忠告をきちんと聞き、危険を回避する善後策を考える。

AB社の仕事をすれば、そんなスタイルの人と一緒に仕事ができる。そういう組織でありたいです。それを叶えるためには、今は個人事業主の方と一緒に仕事をするしかありません。

社員を雇用しない組織にしよう、と考えた理由は、次回お話しますが、雇用関係にあることで足かせになることもあるからです。

個人事業主化制度の流れで、サプライ能力が大幅アップ!

また、ビジネスとしては、現段階では前回(第1回)お話したように、企業内のポジションとポジションの間に落ちるポテンヒットを拾いに行きます。

会社を辞めて、独立したら、たくさんの企業からポテンヒットをどうにかしたい、との相談を受けました。想像以上にたくさんのデマンド(需要)があると感じました。

しかし、AB社を立ち上げた当初は、私自身の力量不足、個人事業主の方とのネットワーク不足、など、AB社側のサプライ(供給)能力に限界があり、需要に十分に応えられないこともありました…。

ですが、今は流れが変わりました!

ご存じの方も多いと思いますが、電通は正社員を業務委託契約に切り替える「個人事業主化」の制度を2021年よりスタートしました。これはAB社にとって、ものすごくありがたい制度です。

経験もスキルも非常に高い元同僚が個人事業主となり、サプライ能力が急激にアップしました。

これまで以上にいろいろなポテンヒットをキャッチできるようになり、とんでもないファインプレイができるかもしれない!とワクワクしています。

ビジネスを変える「Augmentation(拡張)」を広める。

しかし、AB社はポテンヒットを拾うためだけに存在するのではありません。私の将来の野望は、社名にもなっている「Augmentation」を広めることです。いや、野望ではなく、近くにある目標です。

「Augmentation」とは、直訳すると「拡張」です。個人でもできるし、チームでもできます。「Augmentation(拡張)」することで、企業組織やビジネスを変えることができます。

そんな「Augmentation(拡張)」とは、なんぞや?難易度高いんじゃないの?もしくは魔法?

いえいえ、難しいことではありません。魔法でもありません。誰でも確実にできることなんです。

次回は、電通を退社し、AB社を立ち上げることになった経緯について、お話します!