株式会社リブル様

「世界一おもしろい水産業へ」 をコンセプトに、徳島県海陽町で創業した水産ベンチャー企業。牡蠣の養殖技術を「誰でも、どこでも、いつでも」再現できることを目指し、養殖技術IoTシステムの構築にも取り組んでいる。

直面していた課題

「牡蠣不毛の地」と呼ばれた海で、牡蠣の養殖を成功させるほどに高い技術力を持ち、成長産業である養殖事業を手掛けるリブル社。将来性を高く評価されている水産ベンチャー企業だが、創業して間もないこともあり、さまざまな面でのリソース不足が顕著となっていた。また、経営陣は30代と若く、事業戦略やブランディングの方向性も模索中。事業をブーストしていくためには、専門的な知見からのアドバイスが必要な状況だった。

✓リブルの「あまべ牡蠣」をブランディングして、知名度や販売力を高めたい。
✓さらなる成長のため、専門的な知見からの助言を受けながら、今後の事業構想を検討していきたい。
✓事業を拡大していくにあたり、不足しているさまざまなリソースを拡充したい。

AB社が提供する主なソリューション

事業コンサルティング

リブルの事業構想立案から実現するためのアクションまで、伴走者として一緒に取り組んでいく。

■ブランドコンサルティング

リブルやあまべ牡蠣の強みを分析し、ブランド力を高めるための戦略を立案。訴求ポイントを明確にし、クリエイティブ開発から発信までを支援する。

メディア戦略立案、コンテンツ制作

ブランド戦略に基づき、展開するメディアを提案。それぞれに適したコンテンツを制作し、リブルならではの魅力を訴求する。

インタビュー

株式会社リブル 代表取締役 早川尚吾様

目からウロコの指摘
「リブルはストーリーを売る会社」

リブルは徳島県海陽町を拠点に、牡蠣の養殖事業をメインに、牡蠣の種苗(稚貝)の生産・販売、養殖技術支援などを展開しています。牡蠣の成品は「あまべ牡蠣」ブランドとして販売をスタートしましたが、牡蠣の名産地は他にもたくさんあり、牡蠣ブランドは乱立状態。この中に後発ブランドとして参入するにあたり、どのようにブランディングをしていくべきか悩んでいました。

そんな時に出会ったのが、AB社の小柳社長です。これまで我々は、あまべ牡蠣は非常に透明度の高いきれいな海で作っていること、だから牡蠣は澄んだ味わいで殻もキレイ、牡蠣特有の匂いも少ない、という長所を発信しなければならないと思い込んでいたのですが、企業が発信したい情報と、一般の人が知りたい情報は違う、との指摘を受けました。リブルは「30代の若者が水産業を変えようと作った会社」です。この経緯や成功体験、経営陣の“人となり”など、ストーリーを発信していくべきだとアドバイスを受けました。

リブルはストーリーを売る会社。そんな観点はまったくなかったので、まさに目からウロコでした。

株式会社リブル 代表取締役 早川尚吾様(左)

事業構想の壁打ち相手として、
新たな切り口をアドバイスしてくれる。

また、リブルはまだ立ち上がったばかりの会社です。そこで、事業構想の壁打ち相手としてもAB社さんにはお世話になっています。経営計画を立てる際も、経営メンバーの構想に口出ししてくる人はいない現状ですし、銀行に持っていっても「良いですね」の一言で終わるところ、第三者視点で新たな切り口を忌憚なくアドバイスしてくれるので、とてもありがたいです。

AB社のメンバーは、まだ若輩者の我々よりもずっと経験値が高く、さまざまな知見を持っている人ばかりです。しかし、マウントを取って否定するのではなく、我々の脳内マップをさらに広げるような提案をリブル視点でしてくれるので助かっています。「養殖という成長産業に目をつけている、それだけでリブルは大正解ですよ」など、勇気が出る言葉も絶妙なタイミングでかけてもらえるので、AB社とのミーティングの後はいつも元気になります(笑)。

経営陣に対する“鬼コーチ”として
末長く伴走してほしい。

事業やブランディングの方向性が定まると、次は具体的に形にして発信していくことが大切、とのアドバイスも受けました。しかし、まだ立ち上がったばかりのリブルには、そのリソースはありません。そこで、note(https://note.com/reblue_note)などのメディア展開についても、AB社にお手伝いしていただいています。方向性を第三者の視点を通して形にしてみると、我々も改めて見えてくることがあり、単なる発信にとどまらない価値があります。 また、他にもまだまだ足りないリソースがあり、そのたびに相談させてもらっているのですが、AB社のネットワークにはさまざまなスキルを持つプロフェッショナルがいるので、スピーディーに対応してもらえるのもありがたいです。直近では、中期経営計画を策定しようとしているので、その際の経営陣に対する“鬼コーチング”にも期待しています(笑)。今後も、リブルの事業構想をさらにブラッシュアップすべく、末長く伴走して欲しいと思っています。


会社概要

株式会社リブル

設立年月2018年5月
代表者代表取締役 岩本健輔
代表取締役 早川尚吾
本社徳島県海部郡海陽町宍喰浦字那佐337番地55
事業内容水産養殖業
取扱品目生食用真牡蠣(殻付き真牡蠣)
従業員数9名(役員含む)

(2023年2月現在)